いちご大福の時期になると販売開始の問い合わせが絶えない、当ショップのベストセラー商品です。
天光堂のいちご大福は1986年(昭和61)2月より製造販売を開始しました。その年より、毎年秋が近づくと「いちご大福はまだですか?」と問い合わせが殺到するほど、広島のお客様に愛されてまいりました。
当時は「いちご大福」といえば粒あんが主流であった中、天光堂ではいち早く白あんを使用することを決定。白あんだからこそ、苺本来の味を楽しめるといっても過言ではありません。
それだけではなく、餡の中にいちご果汁を加えて練り上げ、天光堂独自の味を作り出しました。ぎゅうひや白餡も苺の柔らかさをそこねない程度の量であり、冷蔵庫に入れても決してかたくならないぎゅうひがやさしく苺を包み込んでいます。
柔らかいいちご大福を口に含んだとたん、苺のあまずっぱいさわやかな果汁が口の中いっぱいに広がります。ぎゅうひののびのあるやわらかさ、いちごと白あんの嫌みのない甘さのバランスが、20年近くご好評を得ているのです。
2021年シーズンからは、佐賀県発の新品種「いちごさん」を使用しています。「いちごさん」は「さがほのか」の後継種として、佐賀県で2018年より販売を開始しました。
「凛とうつくしい色と形」「華やかで優しいあまさ」「果汁のみずみずしさ」をキャッチフレーズとしたおいしいいちごです。
(2023-2024年は気温が高かったため、全体的にいちごのサイズが小さめとなっています。今シーズンより2Lサイズのいちごを使用し一回り大きい容器となりましたが、例年より小さく感じるかもしれません。その点ご了承くださいませ。)